*夜更けのコンポート。

先日のお休みの夕方、買い物に行ったらふと目がとまる。

フレッシュな杏がそこに。

日本ではあまりなじみがないと言うか、

すいかや、桃や、キウイや、そんな果物たちとちょっと一線を画しています。

すぐに頭に浮かんだ、懐かしくて美味しい夏の味。

そんなわけで、買って帰った杏たち。

1日目、放置。

2日目、もうそろそろ。

2日目の真夜中。今日ならいいかも!

そう、それは夜更けにただ黙々と行うのです。

大鍋にどさりとグラニュー糖を入れ、水とぐらぐら煮ているうちに、

杏たちを隙間なく瓶に詰めてゆく。

半分に割って、種を取り出して、詰めて。また半分に割って。

陽だまりにふうわりとたたずむ優しい光を

そのまま色に落としたら、きっとこんな色。

ひとつ。またひとつ。ビロードのような皮は剥かずにそのまま。

全部綺麗に詰まったら、熱々に熱された砂糖湯を一気に流し込む。

その瞬間、きゅっと緊張したかのように、果実の色がより鮮やかに濃く変わる。

あとは、ぐらぐらぐらぐら。また30分。瓶ごと鍋で煮てしまいましょう。

さあ、できあがり!


夏の香りをたっぷりと閉じ込めたコンポート。

冷たく冷やして、いただきます。



なぜ夜更けに作るか、ですって?

ひたすらお鍋をぐらぐら煮立たせておかなくてはいけないのですもの。

真夏の日中にやるものじゃあ、ありません。笑



Posted by sept. at 2008年07月18日15:44